10月末は英語圏を中心にハロウィンで盛り上がります。
アメリカの映画やテレビドラマなどで子どもたちがお化けや魔女に仮装し、近所の家々を「trick or treat」(お菓子をくれないと悪戯するぞ)と唱えながら訪ね歩く様子をご覧になったことはないでしょうか。まさに、それです。
ここで、ハロウィンの起源をたどることとしましょう。
元々はケルト人(古代中央ヨーロッパに住んだ人々)の宗教的行事として行われたのが起源とされます。
秋の収穫時期に悪霊や邪気が自然の恵みに紛れ込まないよう追い払うシャーマニズム的な儀式でした。
それが現在では宗教的な要素はほぼ皆無になり、子どもたちにとってお菓子をもらえる重要な「お祭り」となっています。
ここで興味深いのは、ハロウィンがお祭り行事として大々的に取り上げられるのは旧大英帝国を中心としたいわゆるコモンウェルスに属する国々、そして北米大陸のみであるということ。
カトリック信者が多い西ヨーロッパ諸国ではさほど大きくは取り上げられないのだとか。
ちなみにジュネーブでも、デパートやスーパーマーケットに仮装パーティー用品が置かれているのみ。
しかし、国連機関や国際企業が集中するジュネーブは「外国人のるつぼ」と言っても過言ではなく、これでもまだスイスドイツ語圏よりはハロウィンが意識されている方なのかなとも感じます。
大人にとってはさほど大きな行事ではないかもしれませんが、シガーを片手に仮装パーティーも悪くはないでしょう。
現在開催中の
<b>ハロウィンを前に、怪しげなダークスモークをエンジョイ!at リチャードとイノウエのおすすめシガー</b>
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のシガーを片手に <b>CIGARS OR TRICK !</b>
ハロウィン
By イノウエ, Posted on 11/01/2016 05:08